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インフレと不動産
インフレと不動産
インフレと不動産
昔からインフレに強いと言われる不動産ですが
コロナ終盤より絶賛インフレ中の現代日本で
本当に不動産資産はインフレに強いのか?
総務省から今年8月分のCpiが出てたので
中身を確認してきました。
ちなみに不動産がインフレに強いというのは…
・インフレ→物価があがる=貨幣価値が下がる
・不動産→現物資産=物価上昇の恩恵を受ける
って事が挙げられています。凄い簡単に言うと
1万円の現金を持ったAさんと、1万円分の
不動産を持ったBさんが居たとしまして
世界に10%のインフレが起きたとします。
従来1万円だった商品は1.1万円になるので
Aさんは実質9.1%ほど資産が減少しますが
Bさんの不動産はインフレの恩恵を受けるので
資産が目減りしませんよね?って話です。
消費者物価指数から生鮮食品とエネルギーを
除いた指数をコアコアと言います。なぜに
生鮮食品とエネルギーを除くのかと言うと
外的要因(天候など)に左右されやすいから
だそうです。で、その次の107.4という
数字の方ですが、基準(2020年)から見て
どれ位の増減があったかを示す数字でして
凄い雑に言えば4年前より7.4%くらい
物価が(平均して)あがったよ。ってお話。
で、肝心の不動産(住居)の増減ですが
4年前比で10.3%位の値上りだそうです…
まぁ、田舎でも新築建売とかは建築材の
値上りの影響もあって高くなりましたし。
23区の新築マンションの平均販売価格が
1億円超とかニュースありましたし…
もっとも、設備等の修繕・維持費の方は
4年前比で18.3%値上りしてます。
不動産(住居)の価格やら修繕・維持費やらが
爆増しているのであれば、不動産を運用する
→賃貸物件(アパート等)のお家賃も当然に
値上げできる(される)ってお考えの方…
現実はそんなに甘くなくてですね
4年前と比べたお家賃の全国平均の増減率は
なんと+0.4%ほどでしかないのです…
多分、都心部であったりそもそもの需要が
旺盛なエリアであれば平均値以上の値上げも
そんなに難しくないとは思います。
また、地方部であっても競合に対して確たる
優位性(稀少性)を持っていれば多少なら
値上げできるかな?とは思います。
結論、不動産は確かにインフレに強いっぽいが
強さを存分に生かすのであればそもそもの
需要が多いエリアで売買に専念する方が良い。
地方で中古や賃貸だとインフレの恩恵は
薄いor殆どない…
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