お部屋探しをしている時に
【入居審査】とか【審査】があるって
不動産屋に言われた事がある方は
多いのではないかと思います。
一般的に賃貸契約をする時は…
【月収÷3>家賃】
=家賃支払の3倍以上の収入が有る
こんな感じの認識が皆様にあって
希望家賃を考慮されるでしょうし
アパートの入居審査もそれでしょ?
と、思われているかもしれません。
勿論、上記の収入における支払い比率も
審査の一環ではあります。
ですが、不動産屋がワザワザ
「審査があります」 と、言ってくる物件は
先ほどの【月収÷3>家賃】とは別に
【他の何かを視る】という事です。
もっと言えば、現在の賃貸市場では
【他の何か】は必ずチェックします。
物件(アパート等)や管理会社(不動産屋)
によって、何を視るのか?が異なります。
何処の物件がどんな審査をしているか?
コレを一般に公開すれば、お部屋探しの
皆様も選びやすくなるでしょうし
申込を受け付ける不動産屋も
余計な業務が減るのでwin-winです。
ですが、最初から何を視られるか?が
解ってしまうと、不正を働く方や
不動産業者が出てくるので
審査基準や可否の内容は公表されません。
その様な事情からドコがコレ!とは
書きませんが、賃貸契約において
良くあるタイプの審査をそれとなく
書いておきます。アパートの入居審査が
どうしても通らない方や
不明瞭だから不安とお思いの方には
少し役立つと思います。
審査が緩い方から書いていきますね。
最も審査が緩い(通りやすい)のが
このタイプかと思われます。
賃料総額よりも収入が一定の倍率あれば
入居審査OKになる率が高いです。
過去の犯罪歴や反社チェックはします。
このタイプよりも審査が緩い物件は
現代では殆ど無いと思います。
あるとすれば、家主と直契約とか
未だに連帯保証人での契約をする物件です。
ネットで探して出てくる事は
99%無いと思って頂けると良いかと。
反社でも犯罪歴も無いのに
審査落ちした!という方は
このラインより上の審査基準で落ちたか
受付けした不動産屋に「ヤバい奴」と
思われた可能性があります。
上記の審査に加えて、借金の有無や
預貯金の有無を確認するタイプです。
下から2番目に審査が通りやすいですが
余裕で審査落ちする方が増え始めます。
スマホの支払い忘れとか
預金残高が少なすぎる=浪費癖?
みたいな事も考慮されるからでしょうか?
収入と家賃のバランスがギリギリで
低家賃の申込時に審査通らない事が
特に多い様な気がします。
まぁ、月収30万の人が家賃10万払うのと
月収12万の人が家賃4万を払うのでは
生活に使える残金が2.5倍違うので
当り前と言えば当たり前ですが…
この辺から所謂、保証会社の審査に加え
貸主or管理会社の審査も加わってきます。
滞納・クレームが多い職種の方や
非正規などで雇用が安定してないと
判断されると、審査承認が遠のきます。
このタイプの審査は、物件総数に占める
割合もソコソコあります。ですので
不動産屋に行って希望物件を伝えた時に
「そこは審査厳しめっす」とか
言われた事がある方、いませんか?
主にパッと見た感じが夜嬢っぽかったり
オラついてる男性には言います。
過去にパリピな女医さんに間違って言った事があります
分かりやすい所で言えば
女性(男性)専用アパートとかですね。
後は、学生専用(集まって騒ぐから?)
面白い所では、小山市の外れに
【敷地内禁煙】というアパートが有ります。
特定の人を集める事でアパートに
付加価値(安心感とか)を付ける目的や
逆に、クレームを減らす目的で
入居者を絞って募集しているタイプです。
募集時点からしっかり広告してますので
ちょっと違うけど良いですか?が
通る可能性は非常に低くなります。
実例で言えば、昔、【女学生限定】物件に
【OLさん】が入居希望して断られました。
反社・犯罪歴もないし、不動産屋で
悪態も付いてないのに入れるアパートが
どうしても見つからない!と言う人は
自分では大した事ないと思っている
【何か】が、入居審査で足を引っ張っている
可能性が有ります。
その様な時には、腹を割って
不動産屋に相談してみれば解決策を
一緒に考えてくれるか、
やんわり退店を促されるか
無関係の不動産屋を勧められると思います。
審査に進む前(申込前)なのに
他所の不動産屋を勧められた経験を
お持ちの方もいると思います。
それは、大別すると以下の様になります。
1.その不動産屋では取り扱わない
2.その条件の物件は存在しない
3.話したくない(不動産屋が)
1.の場合、他所を勧める不動産屋さんは
地域で一定以上のイニシアチブを持つ
不動産屋さんであると言えます。
自分の所で管理している物件のみで
充分な程の収益を上げている証左です。
近隣では、1社いらっしゃいます。
2.3.の理由で他所を勧める不動産屋は
単に同業他社に迷惑をかけたいか
皆様の事をお客様と見ていない業者です。
面白い事に1.の業者さんは少数なのに
コチラは掃いて捨てる程います。