日本人の平均寿命は84.1歳だそうです。
親の保護を離れてからだと約60年位です。
その長い人生の中で、一度位は
止むを得ない理由で転居先を探したり
今スグ住めるところを探す事も
無くは無いのかもしれませんね…
賃貸物件の紹介やアパート等の
管理のお仕事をしていますと
2年に1回くらいの確率で
「今スグ住める物件ないですか？」
という方にお会いする事が有ります。
派遣で寮住まいをされていた方とか…
勿論、それらの方々もインターネットで
アパート情報を探し【即入居可】の
文字を見た上でお問合せ・ご質問を
投げかけて下さっているのは重々承知ですが
中々、今スグ入居出来ますよ～という
アパートには巡り合えないと思います。
即入可能なのに即入居できないワケ
誇大広告じゃん！と思われる方も
居るのかもしれませんが、賃貸で言う
【即入居可】とは、修繕・清掃等が
既に終了していますよ！という意味です。
つまり、前入居者さんが退去された後の
次の入居者さんを受け入れる準備が
整っていますよ＝即入居可 となります。
別記事でも書きましたが、アパートに
首尾よく入居希望者が現れますと
その方に貸出しして大丈夫か？といった
チェック（審査）が入り、その次に
いつから使用するか？どんな条件で
賃貸借契約をするか？等について
文章化した書類の取交し（契約手続き）と
諸費用の請求（契約金入金・決済）が
執り行われますので、申込当日に入居とは
中々、スピーディーには進まないのです。
似た様な例で、
「遠方から見学に行くので、もし気に入った
アパートが見つかったら契約手続きは
今日中にどこまで進められるか？」
こんな感じのご質問を頂く事があります。
不動産会社の返答としては…
「契約手続き自体は全く進められません。
申込の受付と審査依頼のみとなります。」
これをオブラートに包んでお伝えする。です。
急いでいる時こそ、早めの相談を
例えば、急な転勤が決まったり
本人の責に帰さない事情で
即日契約できるアパートを探す事も
無くは無いですよね。
平日は仕事で動けないし…
次の休みを利用してバーって進めよう！
そんなスケジュールで不動産屋に行ったら
何となく怪訝な目で見られたり…
引越理由なんか言う時間が有ったら
1件でも多くアパートを内見したいのに…
急いでいる時に限って、不動産屋の
対応が鈍いと感じる事はありませんか？
私達、不動産屋にとってお部屋を探されている
皆様もお客様なのですが、アパートを
所有する大家さんもお客様になりますので
「そんなに急いでお部屋を探している
理由はなんなのでしょうか？」
これを確認しないと紹介できる物件の
範囲が狭くなってしまいます。
大家さんによっては、お家賃さえ貰えれば
誰でもウェルカム系の方もいますし
良好な信頼関係が築ける方の入居を
希望される大家さんもいまして、
どちらかと言えば、後者の方が多数です。
ですので、例えば御自身が動けるのは
週末だけだけど、予め、不動産屋に
引越しの理由や希望条件などを通知しておく
→不動産屋との接触を早める
こうして頂く事によって、我々も
皆様の貴重なお時間を最大限
有意義にお過ごしいただく事に
御協力出来るようになります。
（事前情報の真偽は確認しますが…）
長々書いてきましたが、
一番良いのは、万事に余裕を持って
行動して頂く事に尽きます。
