繁忙期後半特有の駆け込み入居希望ラッシュが
やっと落ち着いたのと、ブログに書くネタを
発掘出来ましたので久々の更新です。
「即入居可能」とは
転居先のアパートを探している際にネット上で
「即入居可能」と表示されているアパートが
ありますよね？あの「即入居」というのは
申込→審査→契約の手続きが済み次第住める。
という意味です。違う言い方をしますと
次の入居者に貸出す準備は整っている。
っていう状態を表す表示に過ぎません。
申込→審査→契約の手続きに時間がかかる場合
「即入居」と掲載されたアパート等であっても
「明日にでも住める」とは限らないのです。
…というか、即日入居を希望されている人達は
仮に明日にでも住める物件を見付けた場合に
当日中に云十万円の支払いできるんですか？
一部業界（公務員さんとか）を除き、引越しは
ある程度の時間的な余裕を持って頂いた方が
賃貸仲介をする側としても助かります。
で、ある程度の時間的な余裕とは具体的には
どれ位の日数があると良いかと言いますと
大体、２～３週間程です。つまりお部屋探しの
ベストなタイミングはお引越し希望日から見て
２～３週間ほど前という事になります。
転勤の辞令が直前まで出ない業界の方々には
賃貸契約を遂行する事を最優先にして頂く事で
ある程度、希望に沿う事も可能となりますが
諸般の事情により契約手続きに時間がかかる
賃貸物件をご希望の際は諦めて下さい。
解約予告とは
賃貸物件を契約する際に仲介の不動産会社から
説明を受けていると思うんですけど…
アパートなどを退去（解約）する際には
・私物の運び出しを終えて鍵を返却できる日
これを予め決め、その日から見て〇日前までに
不動産屋に伝える。ってルールがあります。
「〇日前」の部分は不動産屋によって異なり
弊社の場合は１ヶ月前です。
まぁ、大体が30日前か１カ月前ですけど。
話が逸れますが事業用賃貸物件契約の場合では
３ヶ月前、６ヶ月前など長期の予告期間や
・期間満了前の解約の場合、残りの期間分の
賃料を支払ってもらう
といった設定もあります。一見、不合理そうな
解約予告の設定ではありますが事業用の場合
これらの設定での契約は成立ちます。
じゃあ話を居住用賃貸借契約の方に戻しますが
手厚い消費者保護によって甘めに設定された
解約予告期間のうえに入口（契約時）でも
出口（解約時）でも説明される（弊社はする）
このルールに異議を唱えるモンスターに
先日に遭遇してしまいました…
そもそも、解約月の賃料が月割りや半月割りの
アパートも普通に有るんですけど…
解約月賃料は日割精算するハズ＋解約予告など
俺には関係ねー！ってスタンスは流石に…
解約予告でもめたの初めてでしたので
仲の良い不動産業者さんに
「この前、解約予告でもめちゃって…」
って愚痴ったら、結構あるあるの話だそうで…
私の中で、賃貸仲介の不動産屋たちは
もしかしたら重要事項説明をしていない
もしくは、読めば良いと思っている。説が
急上昇してきました。
重要事項説明って書いてあるじゃろがい！
この記事を読んでいただいている聡明な皆様は
賃貸物件を退去する際に、意味の分からない
理屈をこねて契約を捻じ曲げないように
何卒、宜しくお願い致します。
