初めてのお部屋探しの方は勿論
数回、お引越しを経験された
方の中にも【〇帖の洋室】と
書かれただけでは
どの位広いのか？
イメージしにくいですよね。
今回は、そんなお部屋の広さを
目安だけでも把握できるように
大体の広さの計算の仕方を
書いていこうと思います。
★計算苦手・大嫌いな方用に
結果のトコに色を
付けておきました。
色が付いた箇所まで
飛ばしてもOKです。
※きちんと計算したり
それなりに根拠は
ありますが、あくまで
目安でお願いします。
【建築物には規格があります！】
いつもそうですが
なるべく簡単に
説明していますので
詳しく知りたい方は
専門サイトでお願いします。
見出しの【規格】ですが
ざっくり言いますと
「畳の長い方の長さはどれ位？」
が、一番イメージ
しやすいかと思います。
大きく分けますと
【尺モジュール】と
【メーターモジュール】に
分かれるのですが
今回は、お部屋の広さの
目安計算なので
【尺モジュール】の説明を
していきます。
【畳の長い方の長さ＝1間】
一間、読み方は
【いっけん】です。
この長さを1820ｍｍで
計算していくのが
尺モジュールです。
「京間や江戸間で長さは違う！」
と思った方！それは、畳の話です。
今回は建築物のお話です。
★ 参考までに、左上から
6・8・10・12帖
和室の画像がイメージ
しやすいと思いますが
6帖間は、縦に畳が2枚
横に畳が1.5枚が
良くある形ですので
先ほどの畳の長い方の
長さを1820ｍｍとすると、
1.82ｍ×2が縦の長さ
1.82ｍ×1.5が横の長さです。
そこから、壁厚10ｃｍ位を引いて
縦・約3.6m
横・約2.7ｍが目安の数字で
計算できるようになります。
～壁厚を引く理由～
建築時の計算は壁の
真ん中から反対の壁の
真ん中までを何間で作る
と、いうように壁芯での
計算をしますが
実際に、室内に物を置くうえで
壁にめり込ませる事も
出来ないので
少し引いて計算してます。
～壁厚薄くない？～
計算しやすいように切りの
いい数字で計算し、答えから
端数を除いて参考値の
算出をしています。
同じようにざっくり
計算をしていきますと
8帖（正方形）が縦・横共に約3.6ｍ
10帖が縦・約4.4ｍ 横・約3.6ｍ
12帖が縦・約5.4ｍ 横・約3.6ｍ
きっちりこの数字になる訳では
ありませんが、目安の計算方法
としては充分かと思います。
【きっちりでない理由】
大きく分けて2つあります。
1）昔ながらの6帖の形をしていない
→当然、縦・横の長さに変動がでます。
2）さっきの計算は建築する時の計算法
→不動産業界としては
1坪（畳2枚の広さ）＝1.62㎡
で表示します。
1.82×0.91＝1.656㎡
壁厚考慮しても
1.81×0.9＝1.629㎡
多少、ずれがでてきます。
★ バルコニー等に出るための窓（掃出し）
上の間取りの青い〇で
囲っている箇所ですね。
新しい建物は掃出しも
広い傾向がありますが
概ね1間と考えて頂ければ
良いと思います。
カーテンの横幅は当然それ
＋αで考えて下さい。
身も蓋もない話ですが
最終的には採寸した方が
良いと思います。
お部屋を探し始めや
置きたい家具がある時に
少し思い出して頂ければ
お役に立てると思います。
ご見学時に採寸ご希望の際は
お気軽にご相談下さい。
