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期待値に関する心理学を御存知ですか?
期待値に関する心理学を御存知ですか?
期待値に関する心理学を御存知ですか?
不動産に関するブログが
ネタ切れ気味ですので、今回は
知らないよりは知っていれば
(きっと)役に立つ?
心理学的なお話をさせて頂きます。
例えば、ある日2人の男性が
あなたの前に現れ、どちらか
1人からのみ貴方へのプレゼントを
渡すと言われたとします。
A:100万円を差上げます。
B:コイントスで表を出す事ができたら
200万円差し上げます。
裏が出たら何も差し上げません。
大体8割くらいの人は
Aを選ぶと言われています。
Bであっても50%の確率で200万円を
GETできるので、期待値的には
AもBも変わらないのですが…
堅実的な人が多いのでしょうか?
では、こんな例ではどうでしょう?
貴方に500万円の借金があるとします。
先ほどの2人が再度やってきて
以下の様な申出をしました。
選べるのはどちらか1つだけです。
A:貴方の借金の半分を請負います。
(500万の借金が250万になる)
B:コイントスで表が出れば全額請負います。
裏が出た場合は、借金は変わらずです。
1つ目の例題でAを選んだ方々の多くは
今度はBを選ぶと言われています。
一応、言っておきますが
どちらを選んだ方が優れているとか
そういう事は一切ありません。
人は、確実な利益が目の前にあると
利益を得られないというリスクを回避し
逆に損失を目の前にすると
損失そのものを回避したがるという
傾向があるようです。
この傾向自体は別に
悪癖でも何でもないんですね。
ただ、そういう物だというだけで。
では、先ほどの例題から【万】という
単位をとって、再度どちらを選ぶか
考えてみて頂けますか?
コイントスで200円を狙い
500円の支払いを250円にする方
結構いるのではないでしょうか?
人間は、一般的に利益よりも損失を
大きく評価すると言われています。
恋愛などでも【別れてから気付く】とか
会いたくて震えるとか言いますね。
不動産業界においても
賃貸・売買の別なく、良いと思っている
けど決められない方から
「物件に動きがありそうなら
連絡してもらえますか?」
と、お願いをされる事があります。
選択肢を失う=損失
という事なんでしょうね。
まぁ、動きがある=決まる
という事ですので、連絡した時には
手遅れなんですが…
恋愛においても不動産取引においても
人間は基本的に
得をする<損をしたくない
という感情が強いようです。
不動産取引で言えば、他にも
〇ヶ月位先のアパート選びの為に
色々な物件に問い合わせて
物件選びの叩き台にする為に
アパート見学を希望される方が
いらっしゃいます。
心情的には、引越し時期になり
アパートを本当に選ぶときに
失敗をしたくない
というお考えなのだと思います。
でも、参考に見たアパートが
○ヶ月後に選べるアパートよりも
良い物件であった場合、
見学時点では時期が合わないから
契約できませんし
〇ヶ月先まで良い物件が残っている
なんて通常考えにくいので
誰も得をしない結果になります。
株取引やギャンブルが解り易いかと…
買った株価がドンドン下がったり
ギャンブルで負けこんでいる時
所謂、損切が中々出来ないと聞きます。
損切すれば、少なくても
損切時点でマイナスは確定するのですが
損をしたくない気持ちが
損を認める=損切 を阻害して
中々、踏み切れないようですね。
私は株やギャンブルをしないので
本当の心情は分かりませんが…
まさか、勝てる・得するとこまで
持ち直すとか考えていいるのでしょうか?
積立〇ーサとかも元本割れの
話を聞くと、中々手が出せない人
多いのではないでしょうか?
知合いの大家さんが株について
失っても何ともない範囲のお金で
レバレッジ効かせずにやれば良いんだよ?
と、仰っていました。
株の銘柄やどの位買うかにも
もちろん左右されますが
少なくとも百万円位は買わないと
配当利回りで外食も出来ないやん!
そんなお金を失ってもしゃぁない
思える程、儲かってないんすよ!
とか色々と思う事はありましたが
言っている事には同意しています。
もし、このブログをご覧の方の中に
今年こそは将来に向けて
積〇ニーサなりの投資を始めるぞ!
という方がいらっしゃいましたら
最初は利益率よりも
最小出資金が笑って許せる範囲か?
で、金融商品を選ばれるのも
良いかもしれませんね。
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