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賃貸住宅の家賃下落率
賃貸住宅の家賃下落率
賃貸住宅の家賃下落率
賃貸アパートやマンションのお家賃は
通常、新築時が最も高額設定であり
年数が経つにつれ段々とお家賃は
減少していく傾向があります。
しかし、その時の市場性や
競合する物件との立地・設備差等も
考慮して調整していますので
指標になるようなデータなど
無いのではないか?と思っていました。
でも、調べてみると船〇総〇さんが
東京都・全国平均・地方エリア毎の
家賃下落率を調査していたみたいです。
其々、0.75%・1%・1.4% / 年
との事です。(立地・設備差は考慮せず)
真岡市の場合、果たして
1.4%の下落率なのかそれ以上なのか…
軽く調べてみました。
真岡市内の新築物件の平均的な
家賃設定は、アパートタイプで
駐車場2台使用とした時…
1LDK → 6.5万円位
2LDK → 7万円位
大体、これ位で設定されている事が
多いかと思われます。
ペットOKとか、ネット無料などの
付加価値がある場合は
もう少し高額な場合も有ります。
仮に毎年1%の家賃下落率の場合
築20年経つと
1LDK → 5.3万円位
2LDK → 5.7万円位
この様になるようです。
確認してみた所、残念ながら真岡市の場合
全国平均よりも下落率が大きいようです。
というか、1.4%よりほんの少し多い位
家賃下落しています。
賃貸市場を確認し…
競合物件を調査し…
色々な事を考慮して家主さんと
相談した設定賃料なのに…
なぜか、船〇〇研さんのデータと
大差ないという結果を見ると
今までの苦労は何だったのか?
と、ネガティブになるべきか?
日々、誠実に業務に向き合う
地方エリア賃貸管理会社様と
同棟の仕事が出来ていた!と
ポジティブになれば良いのか?
どちらが正しい感情なのか
解らなくなってきます。
競合が激しいエリアや
何かしらの事情がある物件は別ですが
賃貸の賃料には下限が存在します。
よって、当たり前ですが
築年数が幾ら経ったとしても
賃料タダとかまでは下がりません。
特に、(少なくとも)今年は
賃貸アパート等の空室が
例年に比べ、異常に少ないので
タダでさえ家賃下落率的に見て
適正値にある募集賃料を
これ以上、何とかして?という
所謂、家賃交渉は厳しいと思います。
極稀に「家賃が高い!」と憤る方が
いらっしゃいます。
ですが、データ的に見ても
市場性から見ても地方都市の
賃貸物件の家賃は適正~安い位の
設定ですので、ご理解下さい。
偶に何でそんな値段なん?という家賃設定の
物件も確かにあります。ですが
多くの場合は他に替えの利かない個性を
持った物件だったりします。
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