今年の宅建試験受験生の皆様
自己採点上での手応えはどうですか？
私の取引先企業の御担当者さんは
結構、自信ありの様でして
既に合格確定どころか
独立開業までビジョンが進んでいます。
12月迄は胸の内に秘めておきなよ…
不動産業界は個人的に懐の深い
業界だと感じています。
地方都市では大ベテランの方が
多いので、若手の参入は非常に
歓迎されると思います。
私が31で起業した時は超ウェルカム
ムードで迎えて頂けました。
同世代の友達も欲しいし…
本当に起業してくれないかな？
不動産業界は世間の景気が悪いと
新規の業者が市場に参入すると
（確か？）言われています。
参入障壁が低いとも言われますね。
どの地域で何を軸に起業するか？
にも左右されますが、概ね以下の
備えが有れば起業できると思います。
・500～1000万円の資金
・宅建士の資格
・地方なら車の免許
・家族や親戚の理解
・やる気
本当は、営業方針に関する理念や
行動指針なんかも考えておいた方が
迷った時の判断基準にもなるので
最初から検討しておいた方が
マジで良いのですが…（私は）
理念は抜きで起業しました。
後、家族や親戚位の近しい関係に
反対される様であれば実力不足です。
では、流れと解説をしていきます。
不動産業の免許取得
個人でも法人でも良いのですが
取り合えず活動するエリアの知事に
不動産業やっても良いですか？と
申請を行う事から全ては始まります。
所在地にもよるのかも知れませんが
申請→免許交付まで2ヶ月程でした。
不動産業を営むにあたっては
事務所（他業との併用不可？）
専任の取引士（自分）を用意する
必要が有りますので、そこ迄には
事務所を借りて退職しときます。
後、応接セットと事務用品と
（なぜか）固定電話が必要です。
必要な物一式に関しても後述の
宅建協会に電話した時か忘れましたが
とにかく、教えてくれます。
同時進行で宅建協会への加盟も
進めて行きます。協会加盟しないと
開業資金が2倍は必要になります。
普通にアポイント組んで
推薦者（不動産屋）を紹介頂き
協会の御担当者（不動産屋）と
お話をして完了します。
皆様、超ベテランの業者さんですので
お話や協会趣旨に関する説明も
丁寧で解り易いかと思います。
ここ迄で、事務所借りたり加盟協会を
通じて供託金を支払ったりと
なんやかんやで300万円位消費します。
上述した必要資金500～1000万円の
残金は安定するまでの運転資金です。
営業スタート
仮に4月から開業申請を進めたとして
不動産業を行う許可が出るのが
5月下旬位です。また、各種
不動産情報サイトとの契約や
協力企業との提携は免許交付後に
本格的に進むので、営業活動を
本格的にスタートできるのは
早くて6月中旬位だと思います。
この約2ヶ月の間は、正直やる事
何もない（出来ない）期間ですので
各々、命の洗濯をすると思います。
活動できるようになったら
仲介するなり物上げするなり
人に迷惑をかけない様に好きな事して
不動産業務に携わるだけです。
補足として独立するにあたって
最重要な営業スキルは何ですか？
と、聞かれた事が有りますが
多分、営業スキル的な物は不要だし
唯一あったら楽なスキルは
物上げだと思います。なくても
独立後に嫌でも身につきます。
むしろ地主さんも大家さんも
購入・売却希望者さんも
はたまた部屋を探しているお客様も
人間性とか人柄とかを注視します。
不動産の知識は有って当然で
下手気な営業をかけられる事は
嫌がりますので、目の前の方に
一定の敬意を持つ事や
自分自身を卑下しない事の方が
大切な資質になるかと思います。
何かの縁でご覧頂いた方へ
何かの縁で今回のブログを
ご覧頂いた方の中に、もしも
不動産業従事者で～40代位の方が
いらっしゃるようであれば
ぜひ、思い切って独立・起業を
してみて下さい。
万が一、失敗しても前のめりに
倒れるように走り切れば
意外に何とかなりますし
仮に本当に無理な状況となっても
再就職すれば良いワケですし。
後、普通に政令指定都市とかで
開業した方が楽ですよ…地方は大変。
多分、不動産業の本当の面白さは
高額商品を売る事でも、その年の
出来高に満足する事でも無く
他者の人生に係われる事や
街造りの一端を担えるという
名誉なんじゃないかな？と
思えるようになります。
分かった？K〇のOサン。心を入替えろ！
