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求める者が受け入れる!という考え方
求める者が受け入れる!という考え方
求める者が受け入れる!という考え方
皆様の中には、少なからず
不動産の契約って貸主・売主ばっかり
有利で、借主・買主は不利じゃん!
ってお考えの方がいますよね?
常日頃から思っていなくても
誰しも一度は頭を過るものです…
不動産に限らず、【契約】とは
利害が相反する者同士が後々に
揉めないように予め取交す約束です。
その為、欲している方が妥協を
受入れる必要があります。
貸主・売主も契約者を欲しています。
ですから契約内容をよく見てみると
別に片方だけが有利という内容には
なっていない物なのです。
相手方が有利に見えてしまうのは
貸手・売手に回った事が無いから
そう見えてしまうだけなんです…
ここまでのお話しだけだと
「資産も無いのにピーピー言うな」
みたいなお話に見えてしまいますが
今回、真にお伝えしたい事は
「相手方の立場で考えてみて」
という、家賃・売値等の交渉を
有利or成功させるための基本的で
最も大切な考え方です。
前にも似た内容を書きましたが
もし、貴方がアパートを所有して
借手を探すとしたら…
欲を言えば、より高い賃料で
アパートを貸し出したいですよね?
また、もしも相続などをして
使用予定の無い土地を手に入れたら
勿論、より高値で売りたいですよね?
でも、世の中には【相場】とか
【競合】という概念が有りますので
噛砕いて言えば、相応の価格でしか
商品は流通しませんし、売出し時期に
ライバルが多数いるようであれば
何らかのバリュー(付加価値)を
提供しなければ売行きが落ちます。
折角、所有しているアパートや
相続した土地を売出しているのに
お問合せも見学も何も無い…
こんな鳴かず飛ばずの状況に陥ったら
アパート・土地所有者としては
滅茶苦茶不安になりますね?
不動産市場では、貸手・売手の方が
胆力(度胸)が必要と言われていて
無数にある(ように見える)商品を
品定めする立場の借主・買主よりも
無数にいる(ように見える)競合の中で
自分の商品を売込む貸主・売主の方が
プレッシャーを感じる物なのです。
そんなにプレッシャー感じてるなら
値引きなんて簡単じゃん!と
お考えの方もいると思いますが…
先ほども申し上げました様に
世の中、相場という概念が有ります。
相場を大きく下回るような値引きは
受付ける必要性が有りません。
また、特に賃貸市場では相場から
家賃査定を行いますので
家賃値引き交渉は1000~2000円の
減額でも大成功と言われています。
中古住宅売買の市場では
売値が売主の都合に寄ることも
多々あります(というか築浅は全部)
よって、減額自体が不可能なケースや
(減額すると抵当抹消出来ない)
微々たる減額しか出来ない場合や
逆に大幅な減額が出来るケースとが
入り混じっています。
端から見て判断するのは難しいかも…
一般の方々に比べて圧倒的に
多数の契約に携わる不動産屋は
どんな物件をどの様に契約しているか?
気になる方は多い様で偶に聞かれます。
難しい事なんか何一つなくて
良ければ買って、不要なら要らない。
簡単に言えばコレだけです。
相場よりも安値で買う事も有りますし
相場より高値でも買う事も有ります。
活用できるか?利益を出せるか?
これらについて、不動産業以外の方より
少しだけ応用が効かせられるので
売買に積極的になれるだけです。
また、直接お会いしていなくても
貸主・売主さんの事情を数パターン
想定しておいてイケそうで有れば
諸条件交渉をするケースも有りますが
その様な場合では基本的に売主さんに
有利になる見返りを用意してます。
コッチは何もしないけど無条件で
安くしてくれ!等と言うのは
基本的に通らないという考えですね。
欲しているからこそ、その商品の
提供者にもメリットを提供する事で
一方のみの損得にならない様な
取引を常に心掛けています。
そうしないと次が無くなるので…
値引きを受け入れた貸主・売主が
有利になるような条件と言われても
ピンとこない方もいると思います。
例えばアパート契約で言えば
月額賃料を減額する代わりに
礼金を積んだりとか、復旧工事前の
アパートを現況有姿で借りるとか
売買であれば融資特約排除とか
瑕疵担保完全に免責とか
境界非明示・公募売買でOKとかです。
売買の方は書かれても何言ってるか
分からない方もいると思います。
例えば融資特約排除とは
通常なら不動産購入時はローンを
組んだ方がリスク分散出来るので
当然、事業用ローンを組むのですが
対象不動産や自身の与信によっては
銀行が貸してくれない事があるのです。
その様なローンが付かない時でも
買うって言ったからには買いますよ!
=現金購入でも構わない
という姿勢を見せるという事です。
皆様の住宅購入に置き換えると
気に入ったお家が見つかったから
事前審査を通して~手付金を入れて
住宅ローン本審査まで進んだら
まさかの融資否決が出ました!
ってなっても、現金購入するか
手付金を没収されて契約解除するか
どっちかしか選べない状況という事です。
ローン特約が有る場合では白紙解約と言って
住宅ローンが通らなかったら手付金が返金されます。
同様に瑕疵担保免責とは
購入時には気付かなかったような
住宅・土地の欠陥が見つかった際に
通常なら売主がその欠陥を保証する
=お金で解決or直す 必要があり
一般的な瑕疵担保免責での契約でも
免責にならない事項が有るのですが
それらも一切合切、文句言わないよ!
という内容で契約をするという事です。
稀に超痛い目に合いますので目先のお金を
節約する為にやるものではありません。
不動産の契約は一つとして同じ物が
存在しないので、都度対象不動産を
調査したり現地を訪れた際の
空気感を感じたりして売値のまま
購入すべきか条件交渉してリスク取るかを
判断しながら契約に進む感じです。
丁度、ホラー映画を見ている時に
不穏な演出が流れれば、どなたでも
「くるぞ…くるぞ…!」
って身構えると思うんです。
別に画面横の方にテロップが流れて
「〇秒後に怨霊登場!!!」
とか無くても分かるじゃないですか?
あんな感じで場数を踏むと察する能力が
少しずつ鍛えられるんですね!
大外しする事も有りますけどね!
不動産の取引は必ず相手方が居るので
言ってみれば出会いの場でもあると
言えますよね!(言えない)
ご縁があり取引させて頂く相手方にも
配慮をする事で双方が満足する
取引が成立するものですので
不動産業者=キリスト教徒と言っても
差し支えないと思います!(違う)
与えよ。さらば与えられん。
私自身は無神論者ですので宗教勧誘は
お断りさせて頂いております。悪しからず。
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