本年4月施行の改正出入国管理法で
新たに創設された【特定技能】という
在留資格によって、今まで以上に
外国籍の方々が日本で仕事をし易く
なっていく事と思います。
少子高齢化が深刻な日本人にとって
他所から働きに来て頂ける方々は
本来、諸手を上げて歓迎すべき事です。
歓迎すべき事ではあるのですが
習慣や言語という中々超えにくい
障壁が存在する為に、外国人労働者が
日本で住居を探す事が難しいという
現実もあるようです…
私個人は国籍をあまり気にしていないので
物件家主の意向に沿って募集活動をしています。
因みに、今後5年間で約34万人超の
外国人労働者の受入れ予定だそうで
「最近、外国の人増えたな～」
とか現段階で体感している地域は
以降、観光外国人でお馴染みの
新宿並みに外国籍の方とすれ違う様に
なるかもしれませんね！
アパート・マンションを保有される
大家さんや、その管理を引受ける
不動産管理業者としては
入居者確保の新たな手段の側面からも
積極的な受入れを展開し、人口が減りゆく
地域での安定した賃貸経営を実現させて
行きたいので努力を欠かさないのですが…
生活習慣が違い過ぎる事や
コミュニケーションが日本語で取れない
（日本語技能必須じゃないの？）という
厳しい現実があり…身元保証人なり
法人借上げで特約盛盛にして
受入れする等、苦心しながら
住まいの提供を行っています。
ベタな例で言えば油を排水に流すな！
とか…ゴミは分別して出して！！
他にも、階段や敷地でBBQすんな！
等々の【コレ、言う必要ある？】的な
注意喚起に振り回されていると
「苦労して受け入れる必要ある？」
といった懐疑心が芽生えてきます…
勿論、上記の迷惑行為は
生粋のジャパニーズであっても
やる人はやります。別に外人だから
といった差別的な偏見では無いのですが
発生率で見れば、外国籍の人の方が
圧倒的に多いというのも事実です。
せめて片言でも良いから簡単な
日本語は理解して欲しいですし…
日本に来たのであれば、日本語で
コミュニケーションを取ろうという
気概は見せて欲しいと思います。
日本人が外国行った際は英語等で
意思疎通を試みるでしょ？
訪日される外国籍の方々に
改善して欲しい点と言うのはいくつも
存在する一方で、受入れる側も
先入観や偏見を持たずに客観的に
目の前の個人と向き合う姿勢を
確立して欲しいと切に思っています。
大家さん方の中には高齢の方や
外国籍の方に偏見を有する方も
いらっしゃいますので
折角、対面でお話をさせて頂いて
意思疎通や習慣の相違へ理解を
有する外国籍の方を仲介しようとしても
「怖いから嫌だ」 などと、
中身ガン無視で受入れ拒否するのを
何とか辞めて頂きたい…
折角、募集広告を見て頂いて
恐る恐るアポイントを取って頂き
入居条件の説明を聞いて頂いた
お部屋を求める外人さんに
大変申し訳ない気持ちになりますし
もっと言えば、私の時間を返して！
というキモチにもなります…
グダグダのブログになりましたが
結局のところ、外国人が居るのが
当り前の社会にならないと
受入れ側が重い腰を上げない様では
先だって受入れ方を模索した
先行者に敵いようがないので
受入れるなら早めにアクションを
起こさないと負けますし…
上記よりも、双方の相互理解が
適切な方向で進めば、誰も嫌な思いを
感じずに解決すると思いますので
外国人労働者のアテンドをする方や
アパート等の住居を提供する側で
合同勉強会みたいなのを企画
開催してくれるトコ無いかな～と
他力本願な事を考えております。
