昨年位から真岡市内のアパートは
（特に築浅系が）品薄状態にあり
家賃減少が横ばい位で再募集される
傾向があります。ストレートに言えば
あんまり家賃が下がってないよ！
という事です。
それでも近隣行政区に比べて安いですけどね
神戸製鋼様の発電事業が開始したり
それに伴い工場建設中～運転開始で
人が真岡市に集まったのが要因かな？
と、あんまり深く考えていませんでした。
何にせよ、賃貸物件の需給のバランスは
立地や間取りによっては需要過多気味で
昨年だけの一過性の事象かと思いきや
今年は、前年に輪をかけて品薄状態です。
今迄、散々「陸の孤島」扱いしてましたが
工業団地（大企業）がある立地は
何だかんだ強いという事を認識しました。
多分、宇都宮もLRT特需で
ゆいの杜あたりはアパートニーズが
強いのではないでしょうか？
こうなってくると全国平均は
どうなっているのか？以外に地方だけの
現象なのか？等々が気になったので
軽く調べてみると…
全国的に賃貸の賃料相場は上昇傾向
という記事が見つかりました…
地方だけじゃなかったのね
賃料に影響を与える要素
都内とかは分かるにしても
全国的な平均値を出した際にも
賃貸の賃料相場が騰がるのは何故？
と、お考えの方もいますよね！
調べればスグ出てくる要素なので
サクッと纏めておきますが、賃貸物件の
賃料に影響を与える要素は主に3点です。
・建設費の高騰
・設備の充実
・需給のバランス
上記の要素で賃料相場は上昇します。
例えば、建設費の件ですと
2020オリンピック（流れたけど）で
建設業界は以前にも増して人手不足で
アパート・マンションの建設コストが
増加しました。
不動産に限った話ではありませんが
仕入値が増加した分は売値に反映します。
設備の充実は、ネット無料とか
従来であれば入居者が負担していた
各費用をアパート家主が負担して
その分が賃料に反映されている
というお話ですので、入居者からすれば
トータルコストでは、むしろ
以前より安くなっている事象ですね。
需給のバランスは冒頭の真岡市の
案件もそうですし、都心部では
ハルミフラッグ引渡し開始時には
売り中古マンションが増えるであろう
＝買換え案件も相当数いるであろう
とかの「買い控え組」や
地方でも、引越しを控える層が
増えているようで、先行きの見えない
状況で、不要な出費を避ける傾向が
一定層に広がっているのでは？という
意見があるようです。（本当？）
私の体感的には、共働き世帯の増加で
特に、お子さんのいない世帯では
より良い住居への住替えが（以前より）
増えている様な気もしますが…
仲介業なので引越しをする人としか
基本的に逢わないですし
管理物件での退去連絡は9割方が
法人借上げ案件なので、先ほど記載した
「不要な出費を避ける」的な人に
遭遇しないので何とも言えません。
事実として言える事は、特に真岡市では
賃貸物件の空室数は、見える範囲では
昨年よりも減少しているという事と
今年も、お部屋を探す人はちゃんと居て
日々、申込も入っているという事です。
後、法人の転勤は小分けにスライドして
4・5・6位に分散するっぽいです。
