欧州の諺って無駄に格好いい言い方なの
なんなんでしょうね？
タイトルの一般的な意味の一つは
「悪事や悪意は、善意で隠されている」
といった感じです。（他の使い方は後述）
特に不動産業界では其処ら辺で
善意を装った地獄への道があるようです。
不動産投資セミナーとか
流石に直近では聞きませんが
ちょっと前までは、不動産投資が
有力な資産運用方法として注目され
勿論、有益なセミナーもあったでしょうが
悪質なセミナーも存在した様ですね。
今でも不動産投資自体は有効な資産運用の一つですが
よく調べてから行った方が良いですよね
別に投資妙味も無いアパートに
切る気満々のサブリースを付けて
囲い込んだ顧客に売ってみたり
か〇ちゃの馬車の問題が表面化する前は
結構、やりたい放題やってたようです。
サブリース＝家賃保証だと思って下さい。
アパートに空室があっても大家さんは家賃収入を
受取る事ができますよ～って奴です
ス〇ガショックの時には
顧客の資産状況や収入を改竄して
金融機関に融資実行させてみたり
その後は、フラット35を不正利用して
低金利ローンを引出してみたり…
善意のつもりが予期せぬ結果に…
表題の諺のもう一つの意味が
「善かれと思ってやったことが
意図せぬ結果を招く事になる」
的な使用法だそうです。
宇都宮でお仕事をしていた時に
ペットを飼えるアパートを探している
方々の担当をした事がありまして
他の不動産屋で紹介された～と言い
ペットの飼えないアパートの資料を
見せられたことが有ります。
鳴かない動物を飼う気だった様ですので
バレなきゃ大丈夫くらいのノリで
ペット禁止のアパートを紹介したのか？
手続き終われば後は知らん！の精神で
悪意を持って紹介したのかは不明ですが
いずれにせよ質が悪いと思います。
そもそも、何でこんな話を書こうと
思ったかと言いますと…
先日お会いした御客様が
「緊急連絡先に勤務先や居住年数を
教えて欲しいといったら
（保証人は）出来ないと断られた。
保証人のお願いだと勘違いされた」
と、お話しされていた事に端を発します。
アパートを探されている御本人に
紹介した不動産屋が嘘を吐いたのか？
御本人も分かっていて連絡先の方に
知らない体でお話をしたのか？
真相は不明ですが、一つだけ言えるのは
勤務先なり居住年数なりその他諸々を
確認するのは、どうみても連帯保証人に
仕立て上げるつもりとしか見えません。
だとしても、本契約時に連保の印鑑証明が
必要になる筈ですので、
（元々断ってますが）連絡先さんが
実害にあう可能性は低そうですから
大丈夫だとは思っています。
目の前の誰かの要望を叶える為に
別の誰かに多大な迷惑をかけるなら
関係者全員に内容を熟知頂く必要が
あるのではないかな～と、思います。
