一般の方が不動産屋に足を運ぶのは
転勤族でもない限り、人生でも
両手で足りる位の回数かもしれません。
例えば、人生での総引越回数の平均値は
4.23回というデータも有るようです。
2016年２月付SUUMOジャーナルで
部屋を探す際に何件くらい不動産屋を
訪問したか？というアンケートでは
０件訪問も母数に加えた平均が1.45件
１件以上の訪問のみで割り返しても
平均1.74件の訪問数だそうですので
統計上では、人生で6.13～7.36回しか
不動産屋に行かない様ですね。
まぁ、～20歳位は御実家という方も
多いでしょうし、概ね30～40代位で
持家購入される方々が多数だと考えると
大体10～20年位の間に何回引越したか？
という視点で見れば、妥当でしょう。
→つまり平均入居期間は2.3～4.7年。
→直近のデータでは平均入居期間は
約５年と言われています。
（数字だけ見れば）持家購入時期は
40代位の方が多数なのだと思います。
前提を作る為に集めたデータの話が
長くなってしまいましたが…
要は、どちら様も部屋選びに関しては
経験が少ない！という事が言えます。
…経験が少なくて全く問題ないので
そこは誤解無き様お願い申し上げます。
私達、不動産屋の仕事には皆様の
お部屋探しのサポートも含まれますので
解らない事ありましたらお気軽に
ご質問を頂ければ大丈夫です。
虫が嫌いなのに…
私が不動産業に従事してから現時点で
何件程の接客をさせて頂いたか？
数えていないので分かりませんが
（不動産屋は来客が少ないので多分1500件位）
今までで、４件のお客様から
24時間ゴミ出し可能物件を探している
といったご要望を賜った事が有ります。
栃木県ではその様な物件は
殆ど無いのですが…
確か、４件とも【女性×単身】でした。
多分、お仕事が忙しいケド
お部屋にゴミを貯めたくない！という
御希望・ご期待なのだと思います。
男性にはあまり無い視点ですね。
仮に、建物内部にゴミ集積所があって
入居者は24時間常にゴミ出しOKだと
仮定します。ゴミ収集は行政・地域毎に
決ったローテーションで来ますので
ゴミ回収車が来る迄の間は集積所に
ゴミが積まれたままという事になります。
という事は、定期的に清掃をしてくれる
管理人さんが居ないと、臭う＆虫が湧く
といったデメリットが発生します。
デメリットの説明で触れたように
日勤の管理人さんが居るorゴミ処理を
行政サービスに頼っていないのであれば
常時ゴミ出し可の賃貸物件が完成する！
という事になります。
探すなら分譲賃貸系ですかね…
規約が変わっていなければ陽東の
分譲マンションでそんな物件が
あったような気がします。
一般的なアパート等では上記の
ご要望が満たせないので確か
それらの時は商業施設が充実した
エリアでお部屋を探して貰いました。
→要因詳細は忘れましたが
便利なら解決できる類だったので
マンションしか信じていない…
こちらは結構多いのですが
特に転勤系のお部屋探しの条件で
絶対マンション！という御要望を
仰せつかる事が有ります。
理由があっての方もいますし
今までマンションしか住んだ事が無い！
という猛者もいらっしゃいます。
残念な事に、栃木県は賃貸市場では
マンションの総数が少ないエリアです。
タイミングやエリアにも拠りますが
マンション縛りをすると満足度の低い
お部屋を選んでしまう事も有り得ます。
理由をお伺いして構造の妥協が難しい時は
エリア→築年→間取り→賃料の順に
妥協できるポイントを伺います。
（社宅使用で家賃補助が出る場合）
理由を伺った上でマンション以外でも
問題ない（＝要望を満たせる）と
判断できる時は深堀した上で
他の構造（アパートとか）を提案し
ご内見いただく事もあります。
勿論、価値観の押付にならないように
なぜマンション以外を勧めるのか？を
御理解頂いた上での御案内してます。
時間もかかるし結構疲れます…
御陰様でメーカーの回し者か？と
疑われる位には仕様や特徴を
喋れるようになりました。
個人的には床でシャイド55、スラブ55
外壁でキラテックタイル、内装材では
いい床いい壁（子育て向け）辺りは
喋り易くて好きです。
※積水・大和も高品質外壁ですし
パナもQON50Ⅲという遮音床があり
いい床・壁は、汚れを落しやすい
という別視線でのオススメです。
不安や要望を詳しく聞ければ
何らかの理由でお引越しを検討し
不動産屋に行くというのは
とても勇気の要る行為だと思います。
また、勇気を振り絞って不動産屋に
行ってみたは良いけど、初対面の
不動産営業に色々喋るのも
正直不安だとは思います。
ですが、多くの不動産業者は
お客様のお部屋探しがより満足度の
高い結果になるように精一杯
アパート情報を漁ってくれますし
時には物元（大家さん・管理会社）に
入居条件の相談をする事もあります。
何となく条件を固めて物件を探しても
コレ！というアパートが無い時には
解決策を探しに不動産屋に行くのも
一つの手段だと思います。
後、不動産業者は別に皆様の要望を
否定する為に代案を出すのでは無く
むしろ、叶える為に代案を出すので
代案を出さなくても良い時は
要望を叶えるアパート情報を出します。
