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注文住宅での失敗とは…
注文住宅での失敗とは…
注文住宅での失敗とは…
先日、注文住宅でマイホームを建築中の
保険屋さんと久しぶりにお話をしていて
つい、【注文住宅にありがち】な
それどうなの?例を喋っていたら…
保険屋さん、9割方該当しているという
空気ヒエヒエの時間を過ごしました。
注文住宅なので、最終的には
本人が気に入っていればOKなんですが
不動産という言葉が表すように
お家と言うのは動かせない資産ですので
できれば、理想を入れつつも後々で
後悔するような事は避けたいものです。
一方で、人によって受け入れられる
デメリットにも違いがあるので
別に何が明確に失敗という事も
無いのではないか?と思っています。
保険屋さんの件で言えば
「営業から説明されてない!」
「そんなデメリット聞いてない!」
と、仰っていましたので
知らないよりは知っている方がマシ
くらいのキモチでご覧頂ければ
良いのではないかと思います。
実例を挙げるとキリが無いので
こうすれば良かったんじゃない?
的な(進め方)のお話です。
まぁ、高額商品を販売する住宅の営業マンが
デメリットの説明なんかしないですよね…
注文住宅系の中古不動産を査定する時に
よく思うのがコレです。
建売系の中古不動産でもありますが…
例えばリビング階段とか吹抜けとか
外壁・屋根がガルバだったりとか…
一般の方は、建築・不動産の知識が
豊富ではありません。コレは全然OKです。
良い住宅営業とは、本来であれば
限られた予算の中で顧客の要望を
最大化する提案を出してくる人ですので
予算や叶えたい事を最初に相談して
建材や間取り等も一緒に考えて貰った方が
きっと満足度の高いお家が出来上がります。
でも、営業にとって最も優先する事は
建築を受注する事となりますので
不都合な事実が有っても言わない人の
割合は多いのでは?と推察されます。
理想は、建築士さんとか建物のプロに
建材や建て方のアドバイスを聞いて
土地や内装・間取り等にについては
不動産屋とかにアドバイスを貰うのが
良いのではないかと思います。
→間取り・内装を不動産に聞く理由ですが
単純に不動産に接する機会が多いのと
売る時に有利な仕様を聞ける。
→売る時に有利な仕様=人気のある仕様
先に言っておきますが、一方的に
相談されても多分、誰も真面目には
取り合わないので、彼方此方に
話だけ聞きに行く行為はお控え下さい。
チップ文化が無いせいなのか
日本人は無形のサービスを無償だと
勘違いする傾向が強いと感じます。
壁をアクセントクロスにしたり
Barの様な木目天井にしたり…
どちらもオシャレで良いと思いますが
賃貸とは違い、持家は残りの人生を
そこで暮らし続ける事になるので
クセが強い内装をチョイスする時は
飽きるかも?という視点で
一旦、俯瞰して見るのも必要です。
また、通常のお家であれば
天井高は240cmくらいですので
天井に重い色を持込むと
空間が圧迫されます。(狭く感じる)
ならばと、天井高を上げると今度は
予算が圧迫されます。(高くなる)
また、コの字型で中庭のある家なんかも
注文住宅系でよく聞くオーダーです。
外部の視線を気にしなくて済んだり
室内が明るくなったりとメリットも
沢山ありますが、耐震性が下がったり
虫や湿気に悩んだり、外壁材が余分に
必要になるので予算が上がったりと
デメリットも沢山あります。
これまでの話を総括すると…
よく見る感じの普通の家を建てる方が良い
→建売で良い。 となってしまいます。
元々、注文住宅は割高ではあるので
コスパを求めるなら建売一択になるのは
間違いないのですが、そもそも
注文住宅を選択する動機が
「どうせなら自分好みの家が欲しい」
とかだと思うんです。つまり
余計なお金を支払ってまで叶えたい様な
強烈な要望と言うのは、本来ない。
注文住宅建築時の真の失敗とは
出来上がった後で
「こんなハズじゃなかった…」
と、思う事自体なのだと思います。
最初から仕様毎のデメリットなり
注意点なりをしっかりと理解しておけば
住み始めた後に何が起こっても
想定の範囲内で受け止める事が出来ます。
まあ、建売を購入しても
「こんなハズじゃなかった…」
ってなる事はいっぱい有りますが…
話変わりますが、中古住宅の売値が
新築建売より高いケースが散見されます。
まさか、買う時に諸々の借入を
住宅ローンで一本化していませんよね?
普通に、銀行に対する詐欺行為ですので
そんな事しない様にしましょうね!
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