大手不動産検索サイトのスーモには
【LGBTフレンドリー】という検索条件が
存在する事を御存知でしょうか？
※現時点でホームズにはありません。
※他は調べてないので分かりません。
賃貸アパート等の入居条件の欄に
他の検索条件に紛れてひっそりと
存在する、このLGBTフレンドリー
という言葉自体が、世間がLGBTに対し
全くフレンドリーでは無い事を
暗喩している様にも感じます…
栃木県内の賃貸事情で言えば
ルームシェアが可能な物件なら
LGBTカップルでも入居できます。
また、告知に抵抗が有ると思いますが
LGBTである事を通知頂ければ
ルームシェア可能物件より少しだけ
候補アパートが増えると思います。
私自身の今までの接客経験では
同性カップルである事を告知頂いた
経験は、過去１件だけなので
多分、口外する事を避けている
or言う迄も無いとお考えの方が多い？
ちなみに、世間にLGBTという単語や
概念が浸透したお陰で、ルームシェアで
お部屋を探す方々が同性カップル？
と見られやすくなった弊害があります。
あと、同性ルームシェアの場合
なぜか男性同士は忌嫌われやすく
女性同士の方が受入れられやすいという
明確な性差別が存在します。（なんで？）
言う必要も無いけど…
賃貸アパートを探す際にワザワザ
LGBTである事を言う必要も無いですが
隠す必要も無いと（私は）思います。
あくまで個人の意見ですが…
よって、スーモもワザワザ検索条件に
入れなくても良いのでは？と思っています。
逆に言えば、性嗜好（の一部）である
LGBTに理解がある賃貸を検索できるなら
メンヘラ歓迎！とか、ペドOK！とか
他の生き難い方々もフォローすれば？
検索してみればスグ分かりますが
実際にLGBTフレンドリーで検索すると
宇都宮で全体の0.08％（50件）
真岡市で全体の0.3％（13件）しか
対象物件が出てきません。
賃貸情報をアップしている不動産屋も
入居条件の大筋を決める大家サイドも
LGBTだからダメとか考えておらず
家賃がしっかり払えるか？という事と
近隣とトラブルにならないか？
クレーマーではないか？の3点位しか
興味が無いというのが本音です。
上記より、凄く細かい事を言えば
結婚してない男女もルームシェアも
同性カップルも大差ない（同様に危険）
＝破局等で入居人数が減る
＝家賃支払が困難になる可能性
というように見做されます。
男女のペアであれば婚約者扱いにしますが…
破局云々言い出したら結婚していても
リスクは変わらないのは承知ですが
大家さん（高齢者）に説明する際に
結婚・婚約をしているという事実が
説明材料として強い（手軽）のです。
ルームシェアもあんまり反映していない
貸手の不安の一部を御理解頂いた上で
「じゃあ、同リスクのルームシェアは？」
と、検索してみてもシェア可能物件が
必ずしもHITするかと言うと微妙です。
私達、不動産屋（仲介）を上手に利用し
条件に合う物件を探させた方が多分楽です。
その際はピンポイントを聞くのではなく
条件を通知頂いた方が効率的です。
×→○○というアパートはLGBTもOK？
○→LGBTで入居可の～（間取り・家賃等）
今回はLGBTについて書いていますが
ルームシェア等も同様の探し方の方が
効率よく物件情報を集められます。
無い時は「ありません」って言います。
