今年はお家に居る時間が増えたせいか
アパートの生活音の苦情が多いですね…
増えたと言っても幸いにして管理している
アパートの入居者様方は非常に良い方が
多いので大した件数ではありませんが。
（去年１件→今年２件）
もちろん、家主に代わり注意を行うのも
アパート管理の大切なお仕事なので
チラシを作って投函してみたり
改善が見られなければ直接連絡したり
出来得る限りの事は行います。
住人同士のトラブルでは生活音が
圧倒的に多いですが、過去に経験した
変な住民トラブルでは…
・お金の貸し借りとか
・宗教・マルチ勧誘とか
・被害妄想とか
・隣室のAVがウルサイとか
とにかく様々な苦情申立てを受けます。
正直なところ生活音も含めて
「不動産屋は関係なくない？」
と思ったりしますが…お仕事なので…
では、アパート入居者からの苦情を
受付けた不動産屋は具体的にどんな
手段を用いて現状を打破すると思いますか？
お願いをする！
ブログの書出しに思いっきり答えを
書いてしまいましたが、基本的には
苦情の元になっている入居者に
状況を改善する様にお願いをします。
例えば、上下階の足音とかの苦情なら
室内でスリッパを履いて欲しいとか
床に敷物をして欲しいとかの足音軽減に
繋がりそうなお願いをします。
（静かに歩いてって言っても意外に効果ない）
これには2つの理由が有りまして…
1つは、もしも苦情を申出た人の方が
神経質だった場合に最初から上階の方に
強く出てしまうのは申し訳ないからで
もう1つの理由は、命令権も強制権も
不動産屋には無いからです…
多くの方はこの「お願い」をした時点で
自分達の生活音に気を付けてくれたり
なにかしらの行動をしてくれます。
話せば解かる！という皆様の御理解や
御協力に支えられて管理アパートの
快適な住環境を守るのです！
※なら言われる前にやって欲しい…
それでもダメな時は…
基本９割方の話せば解かる方々に紛れて
話をしても分からない方が偶にいます。
そんな時は、2～3回程に渡って
「お願い」を続けますが大抵ダメです…
そんな時は…やっぱり「お願い」をします。
それ迄の状況改善のお願いにプラスして
「アパート退去」をお願いします。
まぁ…これも大抵効果ないですが…
ココまでいくのはレアケースではありますが
そんな「問題児」の方に限って
・苦情元が神経質なだけ
・嫌ならソイツが出ていけば良い
こんな事を絶叫して、なぜか状況改善に
非協力的+高圧的になっていきます…
いや、貴方がスリッパを履くなり
イヤホンを付けてAV見るなり
夜中にアパートで歌うのを止めて
カラオケ行って熱唱すれば良いんや…
こんな感じで話が拗れると、最悪の場合
賃料アップという結論に達します。
→通常管理の範疇を超えて来るので
その要因となる方に対応費相当の
負担をして頂く事になる。
流石に実際に賃料アップを実施した事は
殆どありませんが、もしも御自身が
苦情元になってしまった際は
別に歩くなとも、歌うなとも
ドアを開閉するなともAV見るなとも
何一つ貴方の行動を制限していないので
ぜひ、最初の段階で御協力下さい。
後、不動産屋は苦情を解決しようと
アパート家主や入居者とお話をするのに
どうしても時間が必要なのです。
朝、電話してきてその日の昼に
「何も変わってないんですけど？」
と、管理業務に煽り運転をするのは
お控え頂けます様、お願いします。
こっちの煽り運転も厳罰化して欲しい…
