私がかつてお世話になった不動産屋から
またしても独立開業を果した方が出ました。
コレで9人目（同時期に在籍していた方で）
内、6人は業務で関わった事がある人なので
思い出ついでに人柄を紹介させて頂きます。
紹介するのは…
・Nさん（この中で最も上席）
・Hさん（次点で役職が高い）
・Sさん（実家が不動産業）
・Kさん（先輩、パチンコ好き）
・Tさん（最近結婚した）
・Yさん（書類を貯め込む）
のラインナップですが、よくよく考えると
NさんとSさんの話は不動産業や不動産会社の
空気感や雰囲気の紹介に最適ですが
他の方のお話は普通に悪口的になるので
先にNさんとSさんの話からにします。
コミュニケーション方法が怒声
最初にハッキリと申し上げておきますが
Nさんは非常に部下思いの良い人です。
部下思いの頼れる上司なのですが
瞬間湯沸し器よりも更に早く沸騰します。
不動産業に係わらず営業職というのは
常に数字（売上）に追われます。
また、地方の不動産会社とは外見よりも
意外なほど小さな会社（組織）なので
社長>>>>>役職>>>>>平社員
こんな感じの力関係になります。
平社員は自分の営業成績を追いますが
役職は部門の数字を追います。
勿論、社長は会社全体の数字を追求します。
つまり売上の振るわない社員が居ると
通常、社長の詰めにあうのですが
Nさんが睨みをきかせている事で
Nさんには怒鳴られますが社長の詰めまで
発展する事は（通常）有りません。
※あんまりだと社長の詰めを頂きます。
ちなみに私が在籍中、Nさんが社員に
暴力を振るうといった事は
たったの一度もありませんでした。
ゴミ箱と机は頻繁に殴られてましたケド。
私自身がNさんに怒鳴られた事は…
・早朝研修に5秒遅刻した時
・Nさんからの電話を１分保留した時
・会社の消耗品を切らしそうになった時
他にも書ききれない程あるのですが
世間一般が想像する（？）不動産屋ほど
恐ろしい職場でもないのでご安心下さい。
補足ですが、Nさんの怒鳴り声は
体感値で110dB位だと思われます。
→電車が通る時のガード下よりウルサイ
向いてないなら辞めちまえ
続いてSさんですが前職は中古車販売を
行っていたそうで根っからの営業です。
東北大震災の時に栃木県に来てから
不動産業を始めたと伺っています。
※実家が不動産屋なのに
直属の上司だった時期もあって
当時は仲良く仕事をしていましたが
御実家に帰られてからは疎遠です。
確か３代続く老舗不動産なんですが
Sさんの代で複数店舗展開まで家業を
発展させています。（商才が羨ましい）
Sさんは営業には向き不向きが有ると
信じて疑わないタイプですので
Sさん的に営業に向いていない人には
「俺とお前の為に早く辞めろ」
と、言うと本人から聞きました。
私がSさんの部下になったのも近々で
退職する社員が出る人員補充の異動…
Sさんの下について最初の仕事が
退職する社員の顧客リストから未決
（契約してない）顧客への追客で
追う範囲が初回接客からの経過日数が
６ヶ月未満の顧客全員という…
→不動産屋に話を聞きに来た日から
６ヶ月経って無ければ
電話がかかってくるという事です。
運よく３組ほど成約を頂けましたが
普通に考えて１ヶ月くらい経過したら
どこかしらでアパートを決めて
新生活を送っています。
あの時の３組の皆様、有難うございます。
Sさんも（Sさん基準で）見込みがある
部下には非常に優しい方でして
私がSさんの店舗へ異動した月の売上で
大コケして社長の詰めを頂いた際に
一生懸命にフォローしてくれました。
※フォローの結果、社長の詰めが
Sさんの支援不足に向かいましたが
その他の人達
The不動産屋的な話は特にないので
箇条書きでご紹介します。
Hさん（超性格良い）
・一生辞めない宣言して独立
・社長の無理難題を指示して来て
「Hさんは出来るんすか？」の質問に
「自分には出来ない」と回答
Kさん（古株、社長のお気に入り）
・なぜか社長に突っかかる
・一回パチンコ機の営業に転職
・社長のお声掛けで復職し、独立
Tさん（筋トレ好き）
・女性客案内中に軟禁
→異動した店舗で接客した女性から
「Tさん居ますか」という質問があり
既に異動済みの旨を伝え呼ぼうか聞くと
前回来店時にTが担当で案内してくれたが
部屋の出口を塞いで
「パズドラのフレンド？に
登録してくれないと帰さない」
と、言われたのでキモかったとの事。
丁重に謝罪しました。
・退職方法がバックレ
Yさん（ビジホ大好き）
・仕事中にビジホのサイト等を閲覧
・書類を半年分位貯め込む
・女性社員とトラブる（悪い意味で）
・自分が発案の登山旅行で２時間ほど遅刻
書かれている内容だけ見ると見事に
ダメな人達の集まりに見えますが
其々、人間性は非常に良い人達です。
※Tさんのは犯罪臭がしますが…
不動産業界は変わり者が多い業界ですが
世間が誤解する程、怖い業界では無いので
興味を持った方は、ぜひ不動産営業職に
トライしてみて下さい。
