goto○○系のキャンペーンが始まって
対象事業に活気が戻って来たという話題は
異業種であっても嬉しいものです。
また、補助ありきではありますが
良いサービスには良い値段が付いている
という概念がこれを機会にもっと認知されれば
コロナショックも＋に捉えられそうです。
※物価があがるので
真岡市の賃貸市場では9月末～10月上旬で
工業団地系の需要が爆発していました。
特定エリアor特定賃料帯のアパートにとって
正にバブルとも言える様な時期でした。
→法人が動いています。
様々な需要でアパートを探されている
個人の方々も、動く人はバンバン動いています。
内閣府による消費者動向調査（月次）でも
現時点の【数字】として見ると厳しいものの
消費マインドは持ち直しの動きが続いています。
実際に不動産仲介をさせて頂いている
立場から観測していても、例年よりは
やや少ないものの御客様はいらっしゃいます。
今年のお部屋探しの皆様のトレンドは
「○○の○○」なんだと思います。
（同業の方も見ているのでぼかします）
そこに注視して事業・営業活動上のリソースを
割く事が出来れば、あんまり困らないかも？
勿論、偉そうな事を言っておいて
見当違いである可能性も有りますが…
今年に入って４人目の
「起業についてアドバイスを」
という方にお会いしたので何かそれっぽい事を
書いておきます。（コンサルに聞けば？）
後、勿論分かっていると思いますが…
私は不動産屋であってコンサル違うねん…
サービスを展開する前に
起業を考えられているという事は
少なくとも、自信はあるという事でしょう。
例えば不動産業なら、売買仲介が得意とか
物上げが得意とか、賃貸仲介が得意とか
アパート管理を獲得するのが強いとか…
何でも良いですが、自信がある分野で
独立を考えている方が多いと思います。
以降の話を扱う上で、仮に不動産賃貸仲介で
独立を目指すという設定にします。
賃貸仲介＝アパート等の客付け ですが
先ず、誰が貴方の御客様になるのか？
当り前の回答だと「部屋を探す方」ですが
見方を変えれば「空室に悩む大家」も
賃貸仲介業の御客様たりえます。
「管理物件の空室を埋めたい不動産屋」も
同じ様に御客様かもしれませんね。
上記は言葉遊びをしているのではなく
どちら向きで仕事に臨むか？によって
起業後の仕事の仕方に大きな違いがでるから
ソコを最初に考えた方が良いという事です。
貸手に良い顔をし過ぎると借手に嫌われ
反対なら貸手に負担が行き嫌われます。
自分の長所は何？
例えば同業他社やライバルの営業と比べ
自分が明確に優れている事が何なのか？
言える方って少ないのではないでしょうか？
一口に優れていると言っても
相対的と絶対的で、優れている事項が
異なってくることも考えられます。
ちなみに、不動産業、特に賃貸営業では
【女性である】という事は絶対的に
優ているポイントとなります。
女性営業同士で比較する場合では
その他の事項で優劣を争う事になりますが…
家賃の決まったアパートを紹介する
しかも、大体の物件は誰もが紹介できる
こんな一見平等に見える業界の営業にも
優劣は確かにあるので、それ位は
長所・短所共に自認しておきたいものです。
※私は起業２年目でやっとわかりました…
どんな方とお話しをするのか？
これまで（仮に賃貸仲介での起業なら）
貸手・借手のどちら向きで仕事をして
自分の同業他社と比べての魅力について
考えてきましたが、もう一点
自分がお話をさせて頂く御客様は
どんな方なのか？について考慮しておくと
起業後が少し楽かもしれませんね。
例えば、借手の皆様に良いサービスを
提供するつもりで不動産賃貸仲介として
起業をするとして、主にどの層に
アプローチをするか？という事ですね。
一人暮らしを始める人なのか？
同棲を始めるカップルが顧客層なのか？
ファミリー客にアプローチするのか？
コンサルの本ではもう少し具体的に
顧客層を設定する事を「ペルソナ設定」と
呼んでいますが、コレは本当に大切です。
ついでに昔読んだマーケティングの本にも
「無差別に追うな。購買層を絞り込め」
的な考え方が書いてありました。
読んだ当時はターゲットを絞り込むより
極論、無限の集客をした方が絶対に
良い結果（＝売上）に決まってる！
とか思っていましたが、いまでは
絞り込んだ方が良いと思っています。
主に３点の事に触れましたが
どれも起業・集客の超基本の考え方でして
ハッキリ言えば、本読めば分かります。
なので、何故か私の話を聞きたがる方々に
言いたい事は…本を買って勉強して下さい。
