初めての一人暮らしや賃貸物件探しの方で
お部屋の見学時に何を見れば良いか？を
気にされる方がいらっしゃいます。
極論、御自身が気になる所を良く見れば
大丈夫と言えば大丈夫なのですが…
「不動産屋さんはドコを見てますか？」
こういったご質問もよく頂きますね。
賃貸仲介しか経験してなかった頃は
パッと見の印象位しか見ませんでした。
今は賃貸管理や不動産売買仲介も行うので
お部屋の隅っこばっかり見ています。
見学の前の段階ですと物件資料とか
チラシ（マイソク）、もっと前なら
ネット掲載情報などでアパートの情報を
取得されていると思います。その際に
室内写真も大切ですが間取りの見方を
理解する事で今まで以上に満足度の高い
アパートを探せる様になると思います。
間取り上で動線を想像してみると…
アパートの間取り図を見る時に
漠然と眺めるのではなく、ドアを開けて
室内に入っていくとしたら…
寝室にはどうやって入るのだろう…
こんな感じで、生活するとしたら
どの様な動線（歩き方）をするのかを
簡単にイメージしてみると良いですね。
上の図は専有面積（室内の広さ）が
大体同じ位の1LDKの比較です。
間取り上の大きな違いはキッチンで
左は対面式で右は独立型となっています。
お部屋の紹介をする際にウケが良いのは
左の間取りなのですが、もしもお部屋を
探している方が【一人暮らし】なら
来客時に、トイレが洗面所を経由しないで
利用できる右の間取りの方が気兼ねなく
お友達を呼べる間取りと言えます。
他にも左の間取りではリビングの
右壁沿いは通行スペースとして確保する
必要がありますので家具等は左壁に
接する様に配置する事が解ります。
こうした場合、左の間取りのリビングは
南側（下側）の壁の左隅にコンセント
（特にTV端子）があった方が使い易い
という事が見えてきます。
（写真確認したら右隅にありました…）
万人に使い易い間取りは無いので
新生活をどの様に過ごしたいか？
イメージを膨らませて頂いてアパートの
候補を絞り込み、思い描いた使い方が
し易いかどうか？を確認する為に
アパート見学を行うと必然、見る箇所も
絞られてくると思います。
勿論、そこまで絞り込めない方も
沢山いらっしゃいます。というよりは
そこまでイメージできる人なら
賃貸仲介業で優秀な成績が出せます。
何となくこんなのが良いな～ とか
フワフワした感じで来店頂いて
後は私達、不動産賃貸仲介業者が
ヒアリングして、ご提案します。
最後になりますが私が部屋の端ばかり
見ているというのは部屋の良し悪しには
あまり関係がありませんので
皆様は、ぜひアパート室内の全体や
気になる所をよく見て下さいね。
