つい最近、アパートを仲介したブラジル国籍の
お客様とお話していた際に、何の話題から
そうなったかアレですが、彼女がキリスト教を
信仰しているという事がわかりました。
（以下、Ｂ女とします）
難しい日本語が不慣れなＢ女さんのフォローで
Ｂ女さんの飲み友達だという日本人女性さん
（以下、Ｊ女とします）に
「Ｂ女さんがスグわかる嘘を吐いても良い？」
と、謎の悪戯心の承諾を頂き、早速
「日本人は皆、仏教徒だよ！」
という嘘を吐いたのですが、Ｂ女さんは
「知ってる」と、嘘に気付いていなかったので
「嘘。日本人は無宗教だよ」と告げると
「は！？ありえない。何を信じているの？」
といった具合に、信じられない話を聞いた様な
凄いリアクションを頂きました。
宗教や信仰のお話を掘り下げるのは争いの
火種になりそうなので避けさせて頂きますが
「何を信じているの？」というＢ女さんの
疑問については、中々面白いテーマですね。
その時の私の回答は「何も信じていない」で
Ｊ女さんも完全に同意していました。
私が言うまでもなく、多くの日本人は特段
信仰している宗教とかは無いと思います。
逆に日本で宗教の話をすると「怪しい」とか
「胡散臭い」などの負のイメージばかり
浮かんでくるという話もご納得頂けるかと。
でも、「何も信じていない」という回答は
何か違う感じがしませんか？多分ですが
私たち日本人は「現実」もしくは
「狭いコミュニティ」を信じていると
言った方がしっくりくると思います。
例えばですが、宝くじが当たった場合で
多分、外国人は「神に」感謝すると思います。
一方、日本人であれば「買った自分」の
幸運を喜ぶ人はいても、初詣した神社に
感謝する人はあまり居ないのではないかと。
反対に、不運にも交通事故に巻き込まれれば
多分、外国人は「神を」疑うと思いますが
日本人であれば「現実を」疑うと思います。
※そんな事で神を疑わないかもしれませんが
私、無信仰なので想像で書いています。
リモート内見とかも
不動産屋のブログだし不動産の話題にします。
最近、ＴＶＣＭでも「リモート内見」という
ワードが見られる様になりました。
感染症が流行っている世の中で、外出せずに
賃貸アパートの内見（内装の見学）が
可能になるというサービスですね。
前回、ブログに記載しました通り個人的には
色々な意味で反対派です。というか
リモートで決められる方であれば、丁寧に
物件を紹介すれば見ずに決められます。
ＶＲなんかと同じで、あくまで仮想現実で
実体験ではないというのが大きいです。
逆説的に言えば、リモートでも中が見れれば
契約に踏み切れる！という方からの反響を
取りやすくはなると思いますが、それは
リモートを利用しなくても達成可能ですし
問い合わせのハードルを下げる事の悪影響が
上記のメリット以上にデカいのもあります。
冒頭、申し上げました通り（多分）日本人は
現実を信仰しているので現実に敵う商材が
あるとしたら「仲間内での評判」などの
狭いコミュニティでの信頼なんだと思います。
※コレを悪用した詐欺の話を聞いたので
別日にブログに書いておきますね。
賃貸を紹介するときも売買の仲介をする時も
初対面のお客様に、不動産営業の自分と
紹介するアパートの両方を信用して貰って
初めて契約を頂ける商売という事から
目を背けても、良い結果には繋がらない。
こういった心構えでお仕事をしています。
※リモートと目を背けている事は
関係ありませんけどね…
