最近、書く事が無さ過ぎてブログの更新を
サボりがちになっていますが…
私共、不動産屋は売却仲介（買手を見付ける）
以外にも「買って欲しい」という相談が
入る事があります。速やかに現金化したいとか
土地を売ろうとしているのを知られたくない
もしくは、売地が広過ぎる等の理由です。
広過ぎる土地なんか、小さく区切って都度
一般の方に売れば良くね？って思いますよね？
不動産を不特定多数の方に反復継続する行為は
宅建取引業保有者の独占行為なんですよ…
（他には信託会社、信託銀行）
不動産屋が持ち込まれた不動産を購入する時は
一般査定額より安い金額でしか買いませんが
基本的には、買った後で問題が発生しても
買主（不動産屋）側で収めるから～っていう
スタンスで購入しますので、売主から見れば
手離れが良いというメリットもあります。
購入する不動産屋も、転売目的で買う業者や
保有目的で買う業者など様々ですが
共通しているのは、仕入れた不動産を使って
商売をするという事で、逆に言うと
活用が難しい土地などは買わない。という事。
近隣地権者と水面下で合意を進めておいて
単独では活用法が乏しい不動産を買う強者も
居なくは無いですが、栃木県でやる利点が…
→土地の値段が高く、建蔽・容積率の
緩和が大きいエリアであれば
袋地を安く仕入れて囲繞地と合筆とか
公拡法にあたっている植木モリモリの古屋とか
経営体力が潤沢な不動産屋なら買うかも？
みたいな、長い目で見れば確実に儲かる話も
場合によっては買う業者も居ると思います。
私は経営体力が薄いので、上記の様な
不動産は買いたくても買えませんが。
今回も書く事が薄かったので、後半は
アパート仲介や融資調達に遣えるかも？
ってお話を書いておきます。
いかなる時でも理由が大切
お部屋を借りようと不動産屋に行ったときに
部屋探しの「理由」を聞かれた方いますよね？
アレ、別にどんな理由でも良いんですよ。
独立でも離婚でも住替えでも。
マズいのは「追出しにあった」とか。
賃貸契約は住み始めてから大家さんと
入居者さんのお付合いが始まるので、今後の
関係が悪くなりそうな方の受け入れは…
同様に、銀行でお金を借りる時にも
なんで借りたいのか？っていう理由（使途）を
聞かれると思います。他にも「なんでウチ？」
とか。返済という長期の関係を良好な時間で
過ごせるかを銀行側がチェックしてるんですね。
だから聞かれた事にたいして納得のいく理由を
話せた方が銀行の心証が良くなる（ハズ）
下手な嘘を吐くくらいなら正直に話した方が
多分、円満なお付合いが出来ると思います。
不動産業は資金調達をする事が多い職種なので
私も銀行とお付き合いをしていますが
調達のしやすさで言えば
信用組合（信用金庫など）
↓
第二地銀（栃木だと栃銀）
↓
第一地銀（栃木だと足銀）
という流れで、下に行くほど貸出目線が厳しく
なっていくので、普通は信組から入りますが
どうせ、事業規模が拡大していけば
第一地銀と付き合う事になるんだし、最初から
第一地銀で良くね？って理由で足銀と
お付合いしてます。理由も正直に言いました。
同じ手法で融資調達できるか分かりませんが
賢い嘘つきよりも正直な馬鹿の方が
継続取引をする相手として取り組みやすい
って判断されたのかもしれませんね。
