久し振りにお部屋を探している人向けの内容で
ブログを書く気がしますが…皆様がお部屋を
「選ぶ」時には新築や築浅物件が上位の候補に
あがってくると思います。実際、賃貸物件の
人気度を各項目毎に整理しますと…
・築年は新しい方が人気が高い
・家賃は安い方が人気が高い
・所属階は上階の方が人気が高い
って感じになります。～４０代位のお客様は
大体、上記の法則が当てはまると思います。
また上記の層の方々の平均入居期間は
４～６年くらいと言われています。
これから始まる新生活の事を思えば、少しでも
新しいお部屋を選びたい気持ちは解ります。
…でも、一生そこに住む訳じゃないでしょうし
いつかは退去しますよね？その退去時の費用
→原状回復費 の事を考えると実は古めの
お部屋を検討するのも悪い手では無いんです。
アパートの入退去が発生した際には当然
次の入居者を迎える為に修繕を行うのですが
その時に室内全面を張替えたりはしませんので
場合によっては多少の使用感が残った状態で
次期入居者を受け入れる事になります。
つまり元々着いている傷や汚れがあるって事で
勿論、その状態で貸出しているので退去時の
室内状況チェックの時などにもそれらを考慮し
原状回復を請求するか否かを判断しています。
目に余る傷・汚れは請求しますけど…
ここまでの話を雑にまとめると…
皆様が退去した時の使用感チェックにおいて
新築・築浅系よりも築年がある程度経った
アパート等の方がチェックが多少甘い。
って事になります。多少ですからね？
…とは言っても、前の入居者の退去にあわせて
大規模に修繕した物件→リノベ に関しては
チェック甘くならないのでご了承ください。
お洋服なんかも正規店で新作を買うよりも
アウトレットで買ったりメ●カリで買った方が
お安く購入できますよね？あんな感じです。
しかも、当り前ですけど築年が古い物件の方が
新しい物件に比べてお家賃もリーズナブルで
資産形成や趣味にお金を使ったりとお金の
自由も確保出来ますし、案外悪い選択肢じゃ
無いと思うんですよね。築古系も。
順調に推移すればやがては持家を持つ方が多い
ジャパンに於いては人から借りて住むうちは
あえてのちょい古アパートを視野に入れてみて
早めに頭金を貯めちゃうのアリだと思います。
…若い内は新しい物を求める方が多いのですが
コレが６０～位になって賃貸をお探しの時は…
・築年はあんまり関係ない
・低家賃帯しか候補に無い事が多い
・立地が最重視だったりする
・殆どの場合で１階の部屋を探している
こんな感じになる事（人）が多いですね。
まぁ、支払い原資が年金だったり足腰が弱って
階段の昇り降りが大変だったり色々あるので
当り前ではありますが。入居期間は長期化する
傾向が強く、終の住処とお考えの方も居ます。
