ちょい前にス〇ガ銀行不正融資被害者みたいな
団体が集団訴訟を起こすってニュースを見て
与信改竄とか適正でない行為に問題はあるけど
相場の倍で不動産を高掴みする決断をしたのは
個々の契約者じゃないの？ってちょっとだけ
もやった感じになりましたが…
今はどうか分らないですけど、ちょい前までは
新型ランクルを購入してスグに売りに出すと
新車購入価格の倍額で売れる！って話題になり
ディーラーでは転売しない誓約書を書くって
一部の方々の間で話題になってました。
不動産を相場の倍額で掴まされる事は非難され
中古車を新車の倍額で売る事は容認されるの？
こんな事を書いていてなんですが双方の違いは
一応理解しています。要は「騙された」か
「理解して購入している」かの違いでしょう。
心情的な違い。でも、ちょっと見方を変えると
中古が新車販売価格の倍額で売れるのに
今の値段でランクルを売っているト〇タは
まるで馬鹿みたいっていうのを追認している
考え方。って事だと思うんですよ。
勿論、ト〇タは全くもって馬鹿ではないですし
中古車（正確には新古車？）を新車の倍額で
購入する層も頭が良い方々だと思います。
ス〇ガ不正融資で不動産を高値掴みしちゃった
人々は気の毒だな…とも思っています。
旨い事言って不動産を売りつけた業者達にも
ウ〇コみたいだな。って感覚もあります。
でも、例え取引が相場の倍額だったとしても
成立した以上、その不動産には一時的には
周辺類似取引の倍相当の価値が認められたから
その不動産売買契約が成立した。って感じで
それ以上でもそれ以下でもない。っていうのが
冒頭の不正融資で成立した不動産取引への
（私の）正直な感想なんですよね。
多分、特に売買仲介を行う不動産屋は似た様な
感覚はあると思うんですよね。っていうのも
特に中古住宅の売買の場合では、売主も買主も
一般の人々（不動産屋以外）って事が多くて
１円でも高く売りたい売主さんも居れば
１円でも安く買いたい買主さんも居まして
特殊な状況が揃えば類似取引よりも高値での
契約もあり得ますし、逆もあり得ます。
解り易い話で言うと、隣地を購入希望の場合は
一般的な取引よりも高値での成約が見込めて
限界地域（旧リゾマンとか）は値段が付かない
って話も多々耳にします。特にリゾマンは
面倒臭そうなので私は近寄りませんが…
栃木県内でも、某陶芸マンションだったり
バブル期の保養地のアイツとか居ますけど。
なので、値段と取引だけの話で言えば、仮に
すっ高値での不動産取引だったとしても
それ自体は別にたいした問題には感じません。
その取引に至るまでのアプローチだったり
資金捻出方法だったりはダメですけど。
そして、契約者各位には取引を行わないという
選択肢もあったのではないかな？って思いが
上手くいったら俺の手柄。失敗したら
他人の責任！みたいに映ってしまうので
どうしてもモヤってしまうんですよね。
ペアローンもフ〇ット50もそうなんですけど
そういった方法を使ってまで不動産を欲しいと
思った方が居るからこそ、その不動産取引が
成立するワケなので、離婚・その他の理由で
売却査定に不動産屋を呼んだとして
査定額が残債に届かなかったとしても
不動産屋にあたらないで欲しいっす。
