都市部を中心に需要が高まりつつある
シェアハウスやルームシェア。
1部屋の家賃を複数人で負担する為
経済的な余裕や、生活上の
相互扶助が見込める半面、
親しい間柄だったとしても
先に家事の分担や、ルール決めを
していないと後々もめる事もあります。
真岡市内の賃貸アパートは
総数からみますと、ルームシェア可能な
お部屋の割合は多い地域だと言えます。
また、タイトルに反し、
真岡市内の物件の場合、賃貸契約に
連帯保証人が必要なケースは
あまり多くないのですが、
ご紹介での近隣行政区のお部屋探しも
少しづつさせて頂いていますので
ルームシェアの契約で、
連帯保証人を求められた場合、
どのような契約になるのかを
記載していきます。
まず、これまでの契約の中で
最も厳しい（手続が多い）ケースでは、
→学生3人のルームシェア
契約書3名分
連帯保証人其々のご両親
1人でも入居者が入れ替わる場合
入替った方も再契約＆保証人提出
人員の補充が無かった場合は
残った二人の収入で
家賃が支払えるかの再チェック
という、大変メンドクサイ手続きと
取決めでご契約頂いた事があります。
貸主さん側からすれば、
3人で家賃が支払えるのは分かったが
入替ったり、人員減少した時には
滞納のリスクがでるので
当然と言えば当然ですが…
次点で厳しいケースですと
→結婚前のカップル
契約書1名分
連帯保証人2名分
こんな感じです。つまり、
結婚していない＝まだ他人、と捉え
万が一に備え、連帯保証人を
両名で用意頂く手続きが必要という
ケースです。
体感的に、真岡市内の賃貸アパートの場合
これに準ずる形での契約になるのでは
ないでしょうか？
（保証人不要が圧倒的に多いですが）
賃貸契約自体を連名で行う
パターンの場合、全員の収入が
お家賃支払いが出来るかの
確認内容になりますが、
1名での契約の場合、大体が
その契約名義になる方のみの
収入で、家賃支払い可能かを
見るようになりますので、
手続は面倒でも、どちらが良いかは
人其々となります。
真岡市内の賃貸アパートの場合、
契約名義者1名の収入を見て
家賃支払い可能か判断するケースと
同居者の収入も加味して
判断するケースに2分されます。
また、同居者の収入も加味する場合、
仮に同居者の収入が年収200万だと
しても、そのままでは考慮せず
年収の半分くらいを契約名義者の
年収に加味して判断する事が多いので
仮に、一人200万×2名で世帯収入が
400万であっても、家賃審査上は
300万円として捉えます。
※住宅ローンの支払い審査と
似た様な計算をするという事です。
契約者1名を見る場合も
同居者の年収を加味する場合も
賃貸契約名義は1人で行いますので
連帯保証人・緊急連絡先は
1名分で済みます。
他地域での例に挙げた様な
契約者1名に連帯保証人を人数分
用意頂く契約の場合、
契約者のご両親以外の連帯保証人は
自分の子供の知人が結ぶ契約を
連帯保証する事になりますので
余程、家族ぐるみのお付合いが
日頃から無い場合、
普通、断られます。
というか、断るのが正常な判断です。
ルームシェア物件に限らず、
連帯保証人での契約が、
年々減ってきてまして
理由は様々ですが
その、数ある理由の一つに
多様化する契約形態と
連帯保証人に求められる
責任の重さから、身内であっても
保証人を断られるケースが
あげられるほどです。
結婚前や、同棲を始める
カップルをルームシェアと見做すかは
個人的には微妙ですが、
結婚生活の在り方も、
近年では多様化していますし、
確かに、昔に比べ離婚者の
数も多くなってきていますので、
市外の物件も、可能であれば
多様化するライフスタイルに
柔軟に対応できるという意味合いで
保証会社利用のお部屋が増えれば
色々な方がお部屋の契約をしやすく
なっていくのでは？と思います。
