真岡市内に限らず、
比較的新しい賃貸物件にも
当たり前のように複層ガラスが
使用されるようになってきましたね！
この複層ガラスは
普通のガラスと比べて
一体、どの位の室内環境や
快適性に影響がでるのか？
今回は、この複層ガラスの
性能について、記載していきます。
【そもそも、複層ガラスとは？】
一番上の写真が、そうなのですが
一枚のガラス戸に対して、
複数（上の写真なら2枚）の
ガラスを使用している物です。
ちょっと解り難いかもしれませんが
写真の点々の付いた板の室内側と
室外側にガラス板がついています。
複層ガラスという表現の場合、
2層以上のガラスを使用している
物も含んでしまいますが、
ペアガラスは旭硝子の登録商標ですので
今回は、複層ガラスという
呼び方で説明していきます。
【複層ガラスの効果】
一般に、単板ガラスに比べ
断熱効果が1.7倍程、
防音に関しては、顕著な差は
でないとされています。
上記は、ガラス自体の厚みや
複層ガラスであった場合には
ガラスとガラスの間の部分も
少なからず影響しますので、
一般的な賃貸住宅に使用される
単板・複層ガラスでの比較です。
また、室内外の気温差により
発生する結露に関しては、
単板ガラスが外気温10℃以下位から
結露すると言われているのに
対し、複層ガラスは
外気温-1℃位から結露が
発生すると言われています。
※結露に関しましては、
外気温・室内気温・湿度等も
関係してきます。
【複層ガラスの欠点】
単純に、1枚のガラス戸に
2枚以上のガラス板を使用しますので
特に引き違い戸の場合、
開閉が重くなります。
また、特別な加工をしていない場合
ガラスの強度は単板ガラスとそんなに
変わらない（ハズ）ですので、
賃貸入居の場合、万が一
破損してしまった時には
修理費用は少し高くなります。
メリット・デメリットを
考慮したとしても、
単板のガラスより、複層ガラスの
お部屋の方が、より快適に
生活できそうではありますね。
ガラス自体の性能＋カーテンの
使用などで、さらに快適な
室内空間を確保する事も
できますし、何より
複層ガラスが使用されている
＝比較的新しいとも言えますので
お部屋をお捜しの際は、
ぜひ、チャックしてみて下さい。
中には、複層ガラスというだけでなく
防犯性の高いガラス（割れにくい）や
更に断熱性能を上げたガラスを
使用している場合もあります。
また、似て非なる物に
二重サッシ（ガラス戸自体が2重）
を採用している物件もあり、
こちらの場合は、遮音性も
複層ガラスより向上します。
二重サッシにつきましては
後日、別記事でご説明します。
